田我流 窓際日誌

適当なブログです。

SF

自分は映画が好きだ。一つのストーリー、そして登場人物達の中に脚本家や監督のメッセージが凝縮されている。


先日渋谷駅で電車を待っていたのだがその時に駅前で工事をしていた。
とにかく耳を覆いたくなる程の騒音なのだ。電車を待つ人の大半はスマートフォンを使っていてその騒音にすら気づいていない様子を目にしたときに
その恐ろしさにぞっとした。まるでMATRIXだ。

これってPHYSICALな世界が地獄でも目の前は違う世界にする事が出来るっと事じゃないか。人によってはバーチャルの世界のみで行きていく事も可能じゃないか。そんな事を考えたときにこの国の情勢の無関心さ、無感覚さに確実にスマートフォンは一役買ってる訳だ。

最近NETを頻繁につかっている人間で否定的な人間が増えているらしい。実際にPHYSICALな体験が伴わないで色々なものの結果のみを見たり、また匿名性で何でも責任を持たずものが言える所がこういった人間を増やしていると思う。自分では何も出来ないのにまるで何でも出来るように物を言う。

先日知人にこんな事を言われた。”musician,artistは五感が普通じゃなきゃいけない。何故なら普通と呼ばれる人はみんな感覚が狂ってるからだ。だからその正常な五感を求めて人が集まる。”というような事をいっていた。自分はこんな時代だからこそより動物的な直感を磨いていきたい。

例えば今はスマホのナビで何処でも簡単にいける。でもそれを使わないでもそこにいけなくは無いのだ。そりゃ使えた方が便利だが便利になるに従って失ってしまった物が既に多すぎる。スマホもPCも早い、でもそれを使う人間はそのスピードについて行けるのだろうか?キャパをこえて壊れてる人も沢山いると思うしもっと増えるだろう。

バベルの塔のお話がある。果たして今人間は神に叱られるまでのどれくらいの所まできてるのだろう。

とかいいつつも今もPCの前に座ってるのだが、、音楽だってこれ抜きじゃ出来ないけど、、、
物は使いようって事だね。